419床規模の病棟を中心とした、現在地における機能更新(増築と既存改修)計画プロジェクトです。
狭隘な建設用地に、個室率30%を確保しつつ全病棟を新築しています(その後、既存病棟を活用して128床増床)。
必然としての、相対的にコンパクトとなる病棟において個室率を高める工夫として、4床室と1床室2つを交互に並べる病棟形式を開発しました。その後同様のコンセプトで建設されている「アコーディオン型」や「ハーモニカ型」と称される病棟形式の祖形といえます。
掲載誌
- 会誌 『医療福祉建築』 No.150(2006.2)
- 会誌 『医療福祉建築』 No.148(2005.7)
- 雑誌 『病院』 第64巻 第2号(2005.2)