配置図

A棟完成時にはA棟とC棟が道路上空の渡り廊下でつながり、A棟に入り切らない病院機能をC棟に入れて成立させています。駅側(品川道路側)からは東京さつきホスピタルなどへ訪れた人のゲートとなるよう、A棟とC棟が一体的となるようなファサードを構築しました。この一連の建物群の玄関口は、どなたでも迎え入れ好き好きに佇んでいただけるよう、道路も巻き込んで広場のようなスペースとしています。

広場にはカフェや各施設の入口が面しています。また、細長い敷地形状を生かし、道路と建物との間に遊歩道をつくり、地域の方々にも日常的に歩いていただけるようにしました。

 

建物沿いの遊歩道は地域の方の通勤通学・散歩道に

広場や遊歩道は地域との接点となり、病院利用者や病院スタッフと地域の方々が自然に交わり、病院と地域との距離感を縮める効果が生まれているように思います。このことが、診察を受ける状況になった際、ハードルを感じることなく病院へアプローチしていただける一助となれば幸いです。

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